新宿住友ビルの朝日カルチャーセンター、今夜の音楽講座は「ジュークボックスに住む詩人」、講師は友部正人さん。
高田渡早川義夫遠藤賢司、シバ、三上寛、西岡共蔵からウッディ・ガスリー、リッキー・リー・ジョーンズ、サン・ヴォルト、ダー・ウィリアムズまで。
詩の朗読や演奏を織りまぜながら、友部さんが選んだ音楽詩人(詩人の仕事を歌でした人)たちの作品やエピソードを紹介していく。
歌を作ることは、風邪をひくのによく似てる。
その風邪に感染して、また別の人が歌を作り、その風邪はそのまた別の人へ。
自分の言葉で作る歌。
レッドベリーから峯田和伸まで、それは綿々と続いてる。
講議後、12年ぶり(!)に対面する友部さんに誘われて、控え室でお茶を飲みながらおしゃべり。
地に足をつけて頭は雲の上にある人がいるとしたら、それは友部正人その人である。
帰り道、雨上がりのイルミネーションに濡れて立つ都庁を背に、僕の胸はスウィング。

●BGM

あれからどのくらい

あれからどのくらい