junichimoriwaki2006-09-20

去年暮れの九段会館細野晴臣率いる東京シャイネスのコンサート。
僕は3階席から眺めていた。
唄う細野さんを生で観るのは、はじめてのこと。
30数年前に発表した初ソロアルバム「HOSONO HOUSE」の楽曲を中心に、新旧織りまぜた所縁あるメンバーとのセッション。
一曲目はいきなり、「ろっかばいまいべいびい」。
サプライズ、サプライズ。叶わぬ夢が叶えられたような瞬間の連続。
お茶目で小粋でエレガントな細野さんの音楽。
歩く速度で心が弾む。
スケッチショウのアルバムにコーラスで参加させてもらった僕は、2002年のあの日、確かに細野さんのスタジオにいた。
コーラスを録音し、出前のお寿司を御馳走になり、「HOSONO HOUSE」のCDにサインをもらい。
今なお、覚めない夢を見ているよう。
幹に寄り添う葉っぱのような気持ち。

(http://www.jvcmusic.co.jp/hosono/)