junichimoriwaki2006-06-15

三軒茶屋リバイバル映画館に、「ALWAYS 三丁目の夕日」を観にいったのは、数カ月前のこと。
舞台は昭和30年代の東京。ストーリーが進むにつれ東京タワーが出来上がっていく。白黒でしか観たことのない風景が、カラーで次々とスクリーンに映し出される。
みんながひとつのものに憧れた時代。
貧しさの中で明るい未来の兆しを感じながら、汗水たらして働く人たちの眼は、キラキラ輝いていた。
団塊の世代のヒーローが高倉健だとしたら、吉岡秀隆は、間違いなく団塊ジュニアの象徴だ。
北の国から」のじゅんに似てると言われたことがある人って、相当いるはず。何を隠そう僕もその一人。
決して憧れの存在ではないけれど、放っておけない気になる存在。
ヒーローのいない現代の日本で、やけにリアルに響いてくるんだ。
(http://www.always3.jp/)