今日は一日、帆風をバギーに乗せて、歩いた歩いた。炎天下、朝は二駅向こうまで、昼は公園の奥のほうまで。

ずんずんずんずん歩くのって、気持ちいい。

行き先をぼんやり決めて、あとは気の向くままに好きなコースで。ずんずんずんずん。
いつもの道の一本筋違いの道を歩くだけで、ずいぶん違った景色に出会える。


「歩くように生きるっていいな。」
バギーの帆風の唄う歌にあわせながら、ふと思う。


風呂に入り、晩ごはんを食べても、体がほてって足の裏がじんじんしてる。
歩みを止めたはずの僕の足は、まだまだ歩くよと言ってるようだ。