junichimoriwaki2006-04-07

ムーンライダーズ鈴木慶一さんのソロツアーに同行、オープニングアクトを務めさせてもらったのは、もう5、6年も前のこと。

アンコールのステージで、「SWEET BITTER CANDY」や「塀の上で」をいっしょに歌わせてもらったのは、宝物のような経験だ。

この日本の音楽界で30年以上、出過ぎず引き過ぎず歩みを止めない、飄々としたその佇まいを目の当たりにすると、僕なんて何も言えなくなってしまう。 相づちを打ち、笑ってるので精一杯。

慶一さんの手掛けるTVCM曲に、歌詞をつけてほしい旨の電話をもらったのは、つい先週末のこと。

打ち合わせで何年かぶりに再会した慶一さんと握手を交わし、手書きの歌詞のコピーを手渡す。

あさっての録音に、僕も立ち会わせてもらえることになった。

遠足前のこどもみたいに、わくわくしてる中年がここに。

(その日の慶一さんのブログ http://d.hatena.ne.jp/suzukikeiichi/20060405