楽屋の楽屋

junichimoriwaki2009-05-16

小泉さんのお芝居「楽屋」を堪能する。
劇場は毎朝の通勤ルート、三軒茶屋の小さな劇場、シアタートラム。
テーマは重くとも、清々しい気分になれるのは、
作品にも出演者にも、今、ここにある必然性がみなぎっているから。
客席をおいてきぼりにしない大命題を、しなやかに体現するみなさんの手腕に、凄みさえ感じ。
小泉さんには、月に一度は現れる坊主さんね。ということで認識いただき、
悶絶の小坊主。
12年に1度の郷里の祭り「ホーランエンヤ」が繰り広げられている今日も、
人生の船こぎは、続くのです。
最後に観たのは、中学生のころだっけ。
思えば遠くへ来たもんだ。
あぁ、わたしはあのころよりずっと年をとり、あのころよりずっと若い。