junichimoriwaki2007-03-25


雨の日曜日。
いつもは家族連れやカップルで賑わう今日の砧公園は、人影もまばら。
白い空、白い花。
ちらほら見かけるのは、犬の散歩やジョギングをする人たち。
公園内にある世田谷美術館で開催中の「世田谷時代の岡本太郎展」。
終戦後、上野毛にアトリエを構えたTAROにスポットを当てた展覧会。
召集前に住んでいた青山の自宅は、空襲で作品共々焼失してしまったのだという。
写真資料から復元された、灰になった作品の白黒パネルに見られる、写実と抽象の混じったTAROのタッチ。
白黒の日本をカラフルにしたのは、テレビや写真ではなく、TAROの筆と絵の具だったのかもしれないよ。

(世田谷時代の岡本太郎 http://www.setabun.or.jp/okamoto_taro/okamoto.htm
●本

対談集 岡本太郎 発言!、 レコード・コレクターズ2007年3月号 特集:アトランティックの200枚
●BGM

MONKEY GRIP / BILL WYMAN、JOHN SIMON'S ALBUM / JOHN SIMON、THE VELVET UNDERGROUND AND NICO / THE VELVET UNDERGROUND、夜も昼も / 浜田真理子、BALLADS / JAMES BROWN、TUNE IN, TURN ON / BENNY GOLSON