成人の日の京都を、北北東に進路をとりつつ、観光する。

南禅寺三門の柱、曼殊院の庭、詩仙堂のししおどし。

苔むす石畳、冬枯れの木立、松の枝葉。

緑と茶色のコントラスト。

なんとなく懐かしい気持ちになるのは、その色合いが、生まれ育った松江の街にどこか似ているからかもしれない。